▼ ニュースのポイント
①ブレイバンステクノロジーズがプログラミングスクール経験者の実態調査結果を発表。
②調査結果では、未経験からスクールを経てITエンジニアの内定を獲得した人は約9割。
③このうち約3割の人は、「プログラミングスクールの費用対効果が低い」と感じていた。
「プログラミングスクールの費用対効果が低い」約3割
企業向けにさまざまなITソリューションを提供するブレイバンステクノロジーズは12月28日、プログラミングスクール経験者を対象にした実態調査の結果を発表した。
これによると、約9割の人が内定を獲得した一方で、約3割の人がプログラミングスクールの費用対効果は低いと感じていたことがわかった。
今回の調査対象は、プログラミング未経験からプログラミングスクールを経て未経験のITエンジニア志望で就職・転職活動をした人108名。
調査結果によると、スクールを経て就職・転職活動をし、未経験のITエンジニア職の内定を獲得した人は88.9%。このうち2%の人は内定を獲得したが入社していないと答えた。
「スクールの内容と実務内容がマッチしていない」約4割
内定獲得者に年収や働き方などのオファー条件を問うと、約6割の人が「期待通り」または「期待を上回る」条件と回答した。一方、約4割の人が「期待を下回る」条件と回答し、約3割は年収が下がったと回答した。
実際に入社した人に、入社後、プログラミングスキルが必要なプロジェクトに就くまでの期間を問うと、「半年~1年未満」が最も多く25.0%、次いで「1年半~2年未満」が17.7%となった。
またプロジェクトに就いた人の約4割は、プロジェクトの実務内容とプログラミングスクールで学んだ内容がマッチしていなかったと回答した。
これらの経験からプログラミングスクールの費用対効果を問うと、約7割が「よかった」と回答したが、「やや悪かった」「非常に悪かった」の回答も合わせて26%となった。悪かった理由では、「高額すぎた」50%、「希望通りの就職ができなかった」46.4%などとなった。
(画像はプレスリリースより)
ブレイバンステクノロジーズ プレスリリース
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