▼ニュースのポイント
①日立社会情報サービスとプラスが共同で実証実験を開始した。
②今回の実証実験は「スマートスクール」のユーザーに「インフルエンザ予報」を発信する。
③教育・保育従事者の自律的な判断に有用な情報を提供し、適切な予防や行動を促してインフルエンザ罹患リスク低減をめざす。
共同で実証実験を開始
12月9日、日立社会情報サービスはプラスと共に、「こどもの感染症を減らす社会」を実現すべく、実証実験を開始した。
今回の実証実験は自律的な判断に役立つような情報を提供するというものであり、プラスが提供している「スマートスクール」のユーザーに「インフルエンザ予報」を発信する。
2つのサービスを融合
スマートスクールはプラスの社内カンパニーであるジョインテックスが運営する、保育現場や学校向けのデリバリーサービス事業。
小・中学校においては95%以上が同サービスに登録しており、保育所や幼稚園、こども園は約70%が登録している。
「感染症予報サービス」は日立グループが独自に開発したLumadaソリューションを用いたサービス。
流行予測AIを活用することで、地域別の4週間先までの感染症罹患者数を予測する。
インフルエンザ罹患リスク低減をめざす
今年は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念されている。
この2つの感染症の流行により医療現場のひっ迫が予測されており、予断を許さない状況が続いている。
日立社会情報サービスとプラスは流行予測を基に感染症を予防していくライフスタイルを提案するために、今回の実証実験を実施することになった。
スマートスクールと感染症予報サービスを組み合わせることによって、教育・保育従事者の自律的な判断に有用な情報を提供し、適切な予防や行動を促してインフルエンザ罹患リスク低減をめざす。
(画像はプレスリリースより)
日立社会情報サービス プレスリリース
https://www.hitachi-sis.co.jp▼会社概要
システムインテグレーション事業やシステム運用サービス事業、パッケージ・ソリューション事業を手掛ける企業。
会社名:株式会社 日立社会情報サービス
代表:松谷 淳
所在地:東京都品川区南大井6丁目26番3号 大森ベルポートD館 17階