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T-ICUが西日本電信電話と共同実験を開始 分散型社会の実現や地域医療の人材不足などの解決に結果を活用

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T-ICUが西日本電信電話と共同実験を開始 分散型社会の実現や地域医療の人材不足などの解決に結果を活用

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▼ニュースのポイント
①T-ICUは西日本電信電話と共に「遠隔医療におけるエッジコンピューティング技術を活用した情報処理の実現方式」に関する共同実験をスタートした。
②今回の共同実験は、病院からの依頼に応える形で実施。
③高品質な映像を病院から転送できること、AIが容体悪化の兆候を推論ができることを評価し、エッジコンピューティング技術に必要な要件を検証する。

共同実験をスタート
 11月18日、T-ICUは西日本電信電話と共に「遠隔医療におけるエッジコンピューティング技術を活用した情報処理の実現方式」に関する共同実験をスタートしたことを発表した。

 エッジコンピューティング技術とは、IoTデバイスの周辺にストレージやサーバーを分散設置して計算処理を効率化し、データ処理の高速化やネットワーク速度を向上させる技術だ。

 分散型社会の実現や地域医療の人材不足などの解決に実験結果を役立てたいと考えている。

遠隔ICU


病院からの依頼に応える
 遠隔医療のひとつである遠隔ICU。

 この技術は集中治療の診療支援システムであり、専門家が協力して重症患者へ医療を提供するというものであり、T-ICUは創業以来ずっとこの遠隔ICUのサービスサポートを行っている。

 T-ICUは、遠隔相談システムである「リリーヴ」や、遠隔モニタリングサポートシステム「クロスバイ」を提供し、病院内における効率的な医療提供に尽力してきた。

 そんな同社に、重症患者管理の専門医が不在の時間帯にT-ICUが遠隔でモニタリングを行い、症状に応じたアドバイスをして欲しいという依頼が届いた。

 この依頼に応えるには、モニタリングデータを低遅延かつセキュアに処理しなければならず、今回の共同実験を行うことになったのである。

共同実験の概要
 今回の共同実験では、病院から送られてきたデータを西日本電信電話の閉域ネットワークを介し、サーバーを設置したエッジコンピューティング拠点へ送る。

 T-ICUがデータの情報処理を行い、モニタリングセンタにて医師や看護師が遠隔モニタリングするというもの。

 この実験では、高品質な映像を病院から転送できること、AIが容体悪化の兆候を推論ができることを評価し、エッジコンピューティング技術に必要な要件を検証する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

T-ICU プレスリリース
https://www.t-icu.co.jp/news/press/1586.html


▼会社概要
救急・集中治療に関する遠隔サービスやシステムを提供している企業。

救急・集中治療に関するスタッフ教育や、病院における医療安全などのコンサルテーションなども行っている。


会社名:株式会社T-ICU
代表:中西 智之
所在地:兵庫県神戸市中央区八幡通3-2-5 IN東洋ビル605


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