▼ニュースのポイント
①SGSTはリロバケーションズが運営する「メルヴェール箱根強羅」に、「BellaBot」と「KettyBot」を本格導入した。
②メルヴェール箱根強羅では、レストラン内でのロボット利用に関する実証実験を行っていた。
③箱根強羅では将来的に、アテンドサービスは完全にロボットに任せたいと考えている。
実証実験の結果が良好
10月31日、SGSTはリロバケーションズが運営する「メルヴェール箱根強羅」に、「BellaBot」と「KettyBot」を本格導入することを発表。
今年の8月27日から9月9日までの13日間、メルヴェール箱根強羅では、レストラン内でのロボット利用に関する実証実験を行っていた。
この実験では、レストラン内でロボットが案内から配膳、下げ膳を担い、それがサービスの向上につながるか否かを検証していたのであるが、良好な結果を得たため、ロボットを本格導入することが決定したのである。
アテンドサービスの完全自動化を視野に
今回、メルヴェール箱根強羅に導入が決まったのは、Pudu Roboticsが開発したBellaBotとKettyBot。
BellaBotは最新式配膳ロボットだ。
軽くて丈夫なアルミニウム合金でできた最大負荷10kgの大型トレイが4層になっており、本体上部には赤外線カメラを搭載することで、リアルタイムで位置調整を行う。
また、自動車レベルの最新サスペンションを採用しており、床面の凹凸による振動を効果的に吸収するため、走行性も抜群である。
KettyBotも大型トレイを搭載したロボット。
コンパクトタイプのロボットでありながら、18.5インチのインテリジェントカラーディスプレイを持つ。
Puduスケジューラーシステムを搭載しており、同じネットワーク内のロボットと通信することも可能だ。
メルヴェール箱根強羅ではレストラン内にこの2種類のロボットを導入することによって、効率的に顧客を案内することができた。
将来的には、アテンドサービスは完全にロボットに任せたいと考えている。
(画像はプレスリリースより)
SGST プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
商業IoTサービスプロバイダーや人工知能プラットフォームの開発、IoTデバイス、クラウドシステム、各種アプリケーション開発を手掛ける企業。
ローカル5G通信事業や国際貿易も行っている。
会社名:株式会社SGST
代表:小鹿 泰光
所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー23F