▼ニュースのポイント
①JTBが「酒味楽たび」AI乗り合いタクシーの実証実験を実施。
②酒味楽たびは、JTB観光型MaaSソフトウェアである「JTB MaaS API Gateway」と、AI乗り合いタクシーを融合させた旅行商品だ。
③今回販売される旅行商品は3種類。
JTBが実証実験を実施
10月14日、JTBは「酒味楽たび」AI乗り合いタクシーの実証実験を行うことを発表した。
この実証実験は天童市商工観光課や天童市酒蔵ツーリズム推進協議会、DMC天童温泉及び観光関連事業者の協力を得て実施される。
点在する観光スポットを気軽に回る
この実験は、天童市内に点在する観光スポットに入場や体験予約、決済までをスマホで利用可能な、JTB観光型MaaSソフトウェアである「JTB MaaS API Gateway」と、AI乗り合いタクシーを融合させた旅行商品をアプリで販売し、地域内周遊促進向上を目指すものである。
旅行商品販売から得たデータは、地域内周遊改善に役立て、より魅力的な旅行商品へとつなげていく見通しとなっている。
今回販売される旅行商品は3種類。
「天童AI乗り合いタクシー1日乗車券」、「天童AI乗り合いタクシー1日乗車券(りんご狩り体験付)」、「天童AI乗り合いタクシー1日乗車券(キュートなパフェ付)」だ。
天童市内に点在する観光スポットをAI乗り合いタクシーで巡るというもの。
JTBグループのスマホアプリ「Japan Travel Guide +CONNECT」上で購入できる。
天童市内には日本酒やクラフトビールの酒造や地域特産物のショッピング施設などがあるが、歩いて回るには距離があることが難点であったが、AI乗り合いタクシーを使えば気軽に巡ることが可能だ。
お酒を楽しんだ後でも移動できるところも大きな魅力のひとつであると、期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
JTB プレスリリース
https://press.jtbcorp.jp/jp/2021/10/ai.html▼会社概要
旅行業、観光地の開発から観光施設に関する事業、健康保養施設の開発から運営などを手掛ける企業。
そのほかにも、通関業や両替業、通訳・翻訳業など幅広い事業展開を行っている。
会社名:株式会社 JTB
取締役会長:髙橋 広行
所在地:東京都品川区東品川2丁目3番11号