▼ ニュースのポイント
①ソフトバンクがAI映像解析プラットフォーム「STAION」の提供を今年度中に開始する。
②STAIONでは、映像解析結果を利用し、さまざまな業界で活用できるサービスの提供を予定している。
③このため、STAIONで利用できるサービスやAI映像解析機器を提供・開発するパートナー企業の募集を開始した。
パートナー企業を募集開始
ソフトバンクは9月21日、AI映像の解析プラットフォーム「STAION(スタイオン)」を2021年度中に提供開始すると発表した。これに併せて、同プラットフォームで利用できる各種サービスやAI映像解析機器を提供・開発するパートナー企業の募集を同日から開始した。
今回のSTAIONは、AI映像解析機器を一括管理・運用することができ、AIで解析したカメラ映像をさまざまな用途に活用できるプラットフォームだ。「Microsoft Azure」を基盤に同社が独自開発したものという。
映像の解析結果を活用したサービスを提供
STAIONでは、ネットワークカメラやAIカメラによるカメラ映像をAIが解析し、その解析結果を活用したサービスを、STAIONを通して利用することができる。
活用の用途としては、業務の効率化や生産性向上、マーケティング、人流分析、見守り、防犯などを想定し、店内商品の欠品・工場での不良品の検知、来場者分析サービスなどをパートナー企業と共創するとしている。
まずは小売業界向けに、サイネージコンテンツを顧客の属性に合わせて切り替えるサービスや、商品の品切れをスタッフに自動で通知するサービスなどを提供する予定という。また医療施設や介護施設向けとして、施設利用者の転倒を自動でスタッフに通知するサービスの提供なども予定している。
(画像はプレスリリースより)

ソフトバンク プレスリリース
https://www.softbank.jp/2021/20210921_01/▼ 会社概要
ソフトバンクは、移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供などを行っている。
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