▼ニュースのポイント
①東日本旅客鉄道とコンカーが新たな「Concur Expense」の有償サービスを提供開始。
②このサービスは、バスや鉄道の運賃を「Suica」で支払うと、Suicaの利用履歴データが乗車翌日にはConcur Expenseに連携されるというもの。
③2019年から実証実験を行っており、9月22日からいよいよConcur Expenseの有償サービスとして提供することになった。
Suicaの履歴とConcur Expenseを連携
9月22日、東日本旅客鉄道とコンカーは、「Suica」の利用履歴データを使い、コンカーのユーザー企業を対象に旅費精算サービスを有償で提供する。
このサービスは、バスや鉄道の運賃をSuicaで支払うと、Suicaの利用履歴データが乗車翌日には「Concur Expense」に連携されるというもの。
新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークが浸透。
その結果、オフィスへ出社しなくてはならない日が少なくなったことから、通勤交通費を実費精算にする企業が増加している。
そのようなニーズに応えるべく、今回の新サービスが登場した。
満を持して、提供スタート
経費精算・管理クラウドサービスであるConcur Expenseを利用する企業が旅費を精算する時に、今回の新サービスを活用すると、入力業務はもちろん、経理部門や承認者のチェック業務を省力化することができる。
また、タクシー利用時の支払いもSuicaを活用すれば、利用履歴をデジタル明細として活用できるため、紙の領収書やレシートをもらう必要がなくなる。
立て替え経費精算のペーパーレス化を推進することにもつながるのである。
2019年から実証実験を行っており、9月22日からいよいよConcur Expenseの有償サービスとして提供することになった。
(画像はプレスリリースより)

東日本旅客鉄道 プレスリリース
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210922_ho01.pdf▼会社概要
旅客鉄道事業や貨物鉄道事業、旅客自動車運送事業などを手掛ける企業。
そのほかにも、広告業や金融業、不動産業など幅広い分野で活躍している。
会社名:東日本旅客鉄道株式会社
取締役会長:冨田 哲郎
所在地:東京都渋谷区代々木2丁目2番2号