▼ ニュースのポイント
①ドリーム・アーツが、「DX」が正しく理解されていないという疑念から、大企業の「DX」への認識と取り組みについて調査。
②この結果、7割以上の人がDXとデジタル化の違いを説明できなかった。
③成果が出ている企業では、経営層のリーダーシップが発揮されていた。
「DX」は正しく理解されているか?
大企業向けクラウド製品の企画・開発などを行うドリーム・アーツは8月24日、大企業の経営層などを対象とした「DX/デジタル化」に関する調査の結果を発表した。
これによると、DXに取り組む企業は6割近くに上ったが、7割以上がDXとデジタル化の違いを説明できないことがわかった。
同社は、「DX」の意味が世の中に正しく理解されていないという疑念から、大企業の「DX」への認識と取り組みについて調査した。調査は、従業員数1,000名以上の大企業の経営層や役職者1,000名を対象に、インターネットにて行われた。
成果が出ている企業は経営層がリーダーシップを発揮
この結果、約6割の企業がDXや業務のデジタル化に取り組んでいると回答したが、約3割は自身が所属する企業のDXの取り組みについて「わからない」と回答した。また、7割以上の人が、DXとデジタル化の違いを説明できないと回答した。
「自社の経営層は本気でDXが重要と認識している」と感じている人は約半数にとどまり、経営層とマネージャー層には意識の差が明確にあることがわかった。
「経営層から明確なDXの方針が出ている」と回答した人は、役員クラスで約5割、管理職で約4割、中間管理職では約3割となり、職位が下がるほど方針が伝わっていない傾向があった。
DXに取り組み、成果が出ている企業では、「経営層からのDX方針が明確に出ている」「経営層がデジタルの価値をよく理解している」「経営層の中にDXの責任者がいる」と考える人の割合が高く、経営層のリーダーシップが発揮されていた。
(画像はプレスリリースより)
ドリーム・アーツ ニュースリリース
https://www.dreamarts.co.jp/pr210824/▼ 会社概要
ドリーム・アーツは、大企業向けクラウド製品の企画・開発・販売などを行っている。
社名:株式会社ドリーム・アーツ
代表取締役:山本 孝昭
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29F