▼ニュースのポイント
①東急は静岡県が指揮を執る、2022年度の「伊豆地域公共交通・観光情報の提供における実証事業」に採択された。
②同実証事業では、東急が提供している「リモート&AIコンシェルジュサービス」を活用して、交通や観光情報の提供方法を検証、共有し、利用者の利便性を高め、データを収集することで利用者ニーズや行動の傾向を分析する。
③今回はサマーシーズンに実験を行うことにより、夏の観光客への情報提供やデータ収集を行う。
今年度も継続してデータ収集
7月19日、東急は静岡県が指揮を執る、2022年度の「伊豆地域公共交通・観光情報の提供における実証事業」に採択されたことを発表した。
この実証事業は、東急が提供している「リモート&AIコンシェルジュサービス」を活用して、交通や観光情報の提供方法を検証、共有し、利用者の利便性を高め、データを収集することで利用者ニーズや行動の傾向を分析する。
昨年度の「東伊豆・中伊豆地域公共交通・観光情報の提供における実証事業」の継続事業である。
今回は伊豆高原にエリアを絞る
リモート&AIコンシェルジュサービスは、端末上で観光客の潜在的な旅行ニーズを聞き取りし、回答結果を基に観光客のニーズに沿った旅行プランを提案する「たび診断」に、「AI案内サイネージ」を融合させたもの。
ニーズの聞き取りはAIチャットボットが担い、ヒアリング結果を参考に、観光相談や観光提案は観光案内所にいるスタッフが遠隔接客で行うことができる。
前回の実証実験は秋から冬にかけて行ってデータを収集し、実施エリアへの来訪者の特徴を知ることができた。
今回はサマーシーズンに実験を行うことにより、夏の観光客への情報提供やデータ収集を行う。
また、伊豆高原にエリアを絞ることで、問い合わせ内容の充実や解決率アップを目指す。
(画像はプレスリリースより)
東急 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/▼会社概要
不動産賃貸業や不動産販売業などを手掛ける企業。
会社名:東急株式会社
取締役会長:野本 弘文
所在地:東京都渋谷区南平台町5-6