▼ ニュースのポイント
①パーソルホールディングスがITツール導入・活用に関する実態調査の結果を発表した。
②ITツール導入のきっかけは「生産性向上のため」が最も多かった。
③ITツール導入によって約65%が生産性が向上したと回答した。
ITツール導入のきっかけは「生産性向上のため」
パーソルホールディングスは6月7日、中小企業から大企業まで約1,000名を対象としたITツール導入・活用に関する実態調査の結果を発表した。これによるとITツールの導入によって約65%が生産性の向上を実感していた。
コロナ禍以降はテレワーク対応のITツール導入が上位
調査の結果、ITツールの導入率は「Web会議システム」が56.2%と最も多く、コロナ禍以降では、このほか「チャットコミュニケーションツール」などのテレワークに対応したツールの導入が上位となった。
今後導入を検討しているITツールでは、「AI・IoTシステム」が1位となり、次いで「電子サイン・電子契約システム」、「RPA(業務自動化)」の順となった。
ITツール導入のきっかけは「生産性向上のため」が38.5%と最も多く、次いで「デジタル化・DX推進」「働き方改革」「テレワーク推進」が同程度の3割強となった。ITツール導入時の課題では、「既存システムからの移管が難しい」が25.6%と最も多かった。
ITツール導入の現在の予算は、中小企業では約900円、大手・中堅で約2260万円、超大手企業では約4,000万円だった。
中小企業ではコロナ禍以降、予算が減少しているが、大手や中堅企業では一時減少するも直近1年はコロナ以前を上回っている。また超大手企業もコロナ禍以降減少したが、直近1年は回復傾向にある。
ITツール導入が生産性に与えた影響では、「とても向上した」「向上した」が合わせて65.1%となり、概ね生産性が向上していることがわかった。
(画像はプレスリリースより)
パーソルホールディングス ニュースリリース
https://www.persol-group.co.jp/news/20220607_10297/▼ 会社概要
パーソルホールディングスは、パーソルグループ会社の経営計画・管理・それに付帯する業務を担っている。
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