▼ニュースのポイント
①EMシステムズはグループ企業のグッドサイクルシステムと共同で、「(仮称)MAPs for PHARMACY DX」の開発をスタート。
②今年の4月に診療報酬が改定され、2023年には電子処方箋が実現するに当たり、新たな時代の流れに沿った製品へのリニューアルを決意した。
③同製品は、AIと薬歴情報を活用することにより、医薬品発注業務の負担を大幅に削減する。
時代に即した製品へとリニューアル
5月25日、EMシステムズはグループ企業のグッドサイクルシステムと共同で、「(仮称)MAPs for PHARMACY DX」の開発をスタートしたことを発表した。
同社が2019年にリリースした「MAPs for PHARMACY」は、薬局向けのクラウド型業務支援システムであり、多くのユーザーが利用している。
しかし、今年の4月に診療報酬が改定され、2023年には電子処方箋が実現するに当たり、新たな時代の流れに沿った製品へのリニューアルを決意したのである。
企業理念を実現
今回共同開発を開始したMAPs for PHARMACY DXは、電子薬歴やレセコンの枠組みを飛び越えて薬局のDXを促進し、薬剤師や患者の顧客体験を高め、同社の企業理念である「Thanks Transformation」を実現する。
MAPs for PHARMACY DXは、AIと薬歴情報を活用することにより、医薬品発注業務の負担を大幅に削減。
店舗ごとではなく、本部主導の在庫管理を実現する。
また、処方内容に応じて服薬指導やフォローアップを提案し、薬剤師のキャリアに依存しないサービスを提供すると共に、業務を効率化。
薬局管理業務に関する情報を一元化し、バックヤード業務連携することで、必要な情報を必要な時に簡単に取り出すことが可能になる。
(画像はプレスリリースより)

EMシステムズ プレスリリース
https://emsystems.co.jp/ir/irnews/2019/20190508-04.pdf▼会社概要
調剤システム事業、医科システム事業、介護・福祉システム事業などを手掛ける企業。
会社名:株式会社EMシステムズ
代表:國光宏昌
本社所在地:大阪市淀川区宮原1丁目6番1号 新大阪ブリックビル