▼ ニュースのポイント
①経済産業省が2021年のキャッシュレス決済比率が32.5%だったと発表。
②同省では2025年までにキャッシュレス決済比率4割程度とすることを目指している。
③キャッシュレス決済の内訳では、コード決済がデビットカードのほぼ倍になった。
2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%
経済産業省は6月1日、2021年のキャッシュレス決済比率が2020年の29.7%から2.8%上昇し、32.5%になったと発表した。
経済産業省では2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度に引き上げ、将来的には世界最高水準となる80%とすることを目指して定期的にキャッシュレス決済比率を算出・公表している。
キャッシュレス決済の比率は、クレジットカード支払額、デビットカード支払額、電子マネー支払額、コード決済支払額の合計を民間最終消費支出で割って算出される。
コード決済がデビットカードのほぼ倍に
2021年の比率は、10年前の14.1%から2倍以上に上昇し、32.5%となった。また、決済比率の内訳は、クレジットカード27.7%、デビットカード0.92%、電子マネー2.0%、コード決済1.8%だった。
内訳の推移を2015年と比較すると、クレジットカードは11.2%増、デビットカードは0.78%増、電子マネーは0.5%増と、全ての決済手段が年々増加している。
特に2018年から算出されているコード決済は、2020年にはデビットカードの比率を上まり、2021年にはデビットカードのほぼ倍にまで増加した。
(画像はプレスリリースより)
経済産業省ニュースリリース
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